へたくそ
冒頭からぼやきますよ。ごめんなさいね。笑。
わたし、本当に競馬下手なんですよ。
自分の勘の悪さにガッカリします。
あぁ自己嫌悪・・・。苦笑。
普段が当たらないのでね、12番人気なんて馬が気になってもどうせ来るはずないと思うんです。
それでも気になるから入れるんですけどね、入れたときにはビックリするくらい荒れない。
この前なんて、1、2、3番人気が人気順という最低な結果。
今にも、ほーら荒れるわけがないじゃない、という天の声が聞こえてきそうです。
しかし、今回の朝日杯。前回が荒れなかったのだから今度こそ。いや今回も・・・と葛藤しながらも、12番人気のボンセルヴィーソが穴馬として、気になって気になって仕方なかったんです。
で、軸馬としてはモンドキャンノ。
距離不安どうこう言われていたんですが、このお馬さんエアスピネルっぽいんですよね~。距離不安距離不安言われながらもなんだか走っちゃう頑張り屋さんのエアスピネルに。
なので、2着に来るイメージでブレなかったんです。軸馬が2着候補と言うのもなんだかな、とは思いますが、もしかしたら1着もなんて淡い希望はもちろん抱きつつの2着候補ですよ。
あとは気になる馬として、サトノアレスも候補にあげてたんです。
しかし、荒れると踏んでいた阪神JFがあの結果ですから、仕事でバタバタするから買えないし、どうせまた荒れないんでしょ、と思ってそのまま本当に買わなかったんです。そうしたら・・・見事に来てるじゃないの・・・3頭とも・・・。
私の読みって、ビックリするくらいに外れます。ある意味ですごいと思う。笑。
そんな私が「有馬記念もどうせ荒れない」と思っています。
さぁ今年最後の大一番、どう転びますか・・・。
私としてはずっと応援しているマリアライトを応援したい!です。(^^)
お買い得
お気に入り、というほどではないですが、各季節毎に入荷商品をチェックしにいくショップがあります。
デッドストックやサンプル品を安く仕入れて販売しているジャンクなお店なのですが、時々、ビックリするような有名メーカーの品が混じっており、それがかなりの驚き特価なのですよ。
正直なところ大部分は、安いとは言ってもね~この価格では買わないよね、というものがほとんどです。
それでも時に本当の掘り出し物が隠れているので宝探し感覚で見に行くのが好きなのです。
今回も、寝間着代わりのトレーナーを仕入れに行ったのですが「そういえばスヌードも欲しかったんだ」と冬小物が置かれている辺りを何気に物色していると、スヌードよりもストールが充実しており、かなりのお買い得特価。
これはスヌードよりストールだな、とさらに物色していると、それはもうとろけるような手触りの豹柄ストールが。
なにこれ~(*´▽`*)♪♪
素材を見ると「カシミア100%」さすがカシミア、手触りが極上です。しかも、このジャンキなー店には似つかわしくない安っぽさがまるで感じられないほどの手触り。
なんだこりゃ?と思って値札を見ると、その棚に並んでいる子たちの4倍ほどのお値段が。
そりゃカシミアだもんね、でもカシミアでこの価格では絶対買えない。これは絶対買うべきお宝だ、と確信しました。
ところで元のお値段は・・・と正札を見ると2.8万の文字が。Σ(-□ー;)
税込みでは3万の品。カシミアとはいえこれは只者ではない。
どこの品だろうか、とタグを見ると某有名ストールメーカーのタグが・・・。
調べたら数年前のコレクションのようなので、売れ残り回りまわってここにたどり着いたのだと思うのですが、豹柄なら流行りもないので長く使える。
この店のラインナップとしてはお高いが、これは絶対お買い得。
といことで、迷わずご購入~♪♪♪
やっぱりここはお宝ジャンキーショップです。これだからこの店を覗くのが止められないんですよね~。
海賊王にはなれませんがトレジャーハンター くらいにはなれるお店だと思います。笑。
あぁ楽しかった~。(^m^)
また一頭・・・そして、また一頭も
また一頭、競走馬が星になりました。
ベルクロノス号。
デビュー戦でまさかの予後不良・・・。
サラブレットが全力で走るということは、まさに命を賭けているということなのだなぁと改めて思い知らされるのでした。
最後のコーナーを回ってこれから最後の直線に向けて加速をしようとしたとき、ベルクロノス号の挙動が明らかに乱れました。
乗っていた鞍上の福永さんもすぐに異変を感じたのだと思います。
福永さんは瞬時に斜め後方を確認しました。
私の想像ですが、おそらくは馬を外に持ち出すために後続の邪魔にならないかを確認し、そのうえで馬の状態を確認してくれようとしたのだと思います。
それは競走を中止する行為で、騎手が一番躊躇う行動だと思うのですが、福永さんは躊躇わずに馬を止めようとしました。
馬が倒れる前にこの行動を取れる騎手がどれだけいることでしょう。
残念ながら外に持ち出す前に馬が倒れてしまい、福永さんも巻き込まれるように落馬し負傷。
画面の中でピクリとも動かない、動けないベルクロノス号。こんなにぐったりとピクリとも動けずにいる故障馬を私は初めて見ました。大抵はとても痛そうに暴れたり、必死に立ち上がろうとするものですが、それさえもできないほどの痛みだったのでしょう。
その様子に、多分駄目だと思ってはいましたが、その後の情報ではその場での安楽死の処置が取られたそうですね・・・。
競走馬とは生まれてから死ぬまでずーっと命を賭けていなかればならない動物なのだな、と切なくなりました。
それなら馬券を買わねければいいという意見もあるかと思いますが、競馬がある以上それを成り立たせねば競走馬はもっと悲惨な目に合うと思うのです。
現に、功労馬の年金も減らされていると聞くし。
ならば、飼い葉の一本にでもなるかもしれないならばやっぱり私は競馬をしようと思うのです。
そして、ときに見返りがあれば嬉しいし、それを積立てられれば競走馬のために寄付できればな~と思ってる。
とは言っても、私の場合はマイナスなので・・・積み立てる以前の問題ですが、だからこそ貢献はしているんではないかと思うんだ。苦笑。
でもね、大好きな馬が勝つとやっぱり嬉しいんですよ。
勝てなくても着内に来るだけでうれしいし、無事にゴールを切るだけで喜ばしいのです。
そういう賭け事があってもいいと私は思うのです。
話しは福永さんに戻りますが、彼はいつも馬を大切にしたい、というようなことをよくインタビューで答えてあります。
TCCの活動に賛同し、それを全面アピールしているのもその想いが強いからなのだと思うのですが、彼は本当に馬を大切に騎乗しているんだなぁと改めて感じました。
こういう騎手がいてくれる限り、まだまだ競走馬界は変わっていけるのだと思う。
いつの日か、せめて無事に引退できた競走馬たちの全てが幸せな余生を遅れる日が来ますように。
そして、福永さんありがとう。貴方の優しさはちゃんとベルクロノス号に伝わったと思います。
後から知ったことですが、ベルクロノス号は額にとても素敵な❤の流星を持っていたそうです。
こんなに愛らしい子が、デビュー戦で命を失うなんて。
そして、ベルクロノス号の衝撃的な事故の影に隠れてしまったけれど、グレースディアーナという素敵な名前をもらって頑張っていた2歳牝馬も、僅か2戦目のレース中に故障を発症し、予後不良となったそうです。
同じ日に同じような故障で2頭の2歳馬が星になるなんて・・・。
ベルクロノス号もグレースディアーナ号も、どうか安らかに。
そして、福永さん。
ゆっくりとはできないかもしれませんが、しっかりと怪我を治して再度あなたが騎乗する日を楽しみにしています。
ココロノアイと・・・
競馬を始めて、初めて好きになった競走馬がココロノアイということは以前も触れましたが、彼女を初めて知ったのは阪神競馬場で開催のチューリップ賞というレースでした。
その頃はまだ、競馬のやり方もイマイチわからず(まぁ、分かったからと当たるわけでもありませんが・・・苦笑)いろいろ考えるずに直感での単複勝負という馬券の買い方でしたので、発表された出馬表を見ながらどれにしようかな~なんて眺めていた時に目に入ったのが「ココロノアイ」。
安定した着順を刻んでいたので興味をひかれたというのが一番の理由ですが、名前の響きもなんとなく心に残ったのを覚えています。
名前にココロと入るからかもしれませんが、ココロノアイ、と呟くのがなんとも心地よいのです。
うん、なんか好き!
職場の競馬仲間と予想する中で、アイちゃんの過去のレース映像をリプレイで見たところ、前々走のアルテミスステークスでの彼女の走りが私のハートは射貫いたのでございます。
完全に出遅れたアイちゃんは何を思ったのか猛ダッシュ・・・。明らかなオーバーペースです。先団にとりついたところでようやく落ち着きましたが、誰もがもう余す足は残っていないと思っていたことでしょう。
しかしアイちゃんは鞭を入れられると、瞬発力はないもののじわじわと再加速・・・。最後は勝負根性をみせたアイちゃんの粘り勝ち。
わたし、こういう面白い馬好きかもしれない。
他にも彼女の話題はないものか、と探すと前走の阪神JFという二歳牝馬のG1レースが出てきました。
レースはまぁ順当に進み、さほど期待はされていない人気ながらも健闘の3着なのですが、アイちゃんの面白さはまさかのレース終了後に見せ場を作るという破天荒ぶりでした。
通常、レースが終わると各馬はクールダウンを兼ねてゆっくりとコースを流しながら検量室という場所に向かいそこで鞍を外したり、着内に入った馬は尿検査をされたりとあるそうなのですが、アイちゃんの場合・・・走り足りなかったのか、はたまた負けて悔しかったのか、とにかく何かが気に入らなかったのでしょう、ゴールを切った後もペースを緩めるどころかまさかの再加速・・・。
他馬がゆっくりと芝コースを周回するのをよそ眼に猛然と別コースへと走り抜けていったのでした・・・笑。
「逸走」私がこの言葉を初めて知ったのはこの時です。
コースを外れ、あらぬ方向へと走っていくことを逸走と言うそうです。
私がアイちゃんのファンになる、と決めた瞬間でもあり、競走馬の中にはこういう面白い馬たちがいるのか~✨と知った瞬間でもありました。
そして、肝心のチューリップ賞はといいますと・・・雨で重馬場というステゴ産駒の好走しやすい環境だったこともあるとは思いますが、ココロノアイは見事なレース運びで危なげなく優勝しました。(*'▽')♪♪♪
アイちゃんも成長し、だいぶお利口さんになったようです。笑。
好きな馬が勝つってこんなに嬉しいものなんだ!と、ただ当てることだけを考えていた競馬から、より競馬を楽しむ方法を知った気がします。
そして、私の負け戦もここから始まるのです。苦笑。
好きな馬がいると、冷静に予想ができなくなるんですよね~。贔屓目が入るので偏った見方になるというか。
その分、当たった時の喜びはより大きい。けれども競馬下手でもある・・・。
ま、そこはおいおい勉強していくということで。(∀`*ゞ)テヘッ
ちなみに私はその時まで、競走馬は皆お利口さんなのだとばかり思っていましたが、走るための闘争心を持たせた結果、たいていの馬は気性が荒くなるようですね。
ホント、競馬って奥が深い。
そして・・・闇も深いのです。
競走馬を購入するためにウン千万を投資できる方々なのだから、役目を終えた馬たちの老後もきちんと責任をもって面倒見てほしい。(いや、ちゃんと見ている人もいると思うよ。でも、見ていない人のほうが圧倒的に多いのは事実ですから)
それができないのなら馬主の資格なんてないと思うのは、庶民の遠吠えでしかないのでしょうか。
競走馬ファンや関係者の善意で随分とその後の環境も改善してはきたようですが、まだまだ始まったばかり。
肝心のJRAや馬主のほうがその意識が薄いように感じるのは気のせいでしょうか?
競走馬として生まれ、必死に頑張っても結果を出せなかった馬たちでも幸せに生きていける環境がいつか整えばいいですね。
そのためにはJRAが功労馬への年金をしっかり払えるように競馬を続けるのもまた一つなのかな~と思って競馬はちまちまとした賭け方しかできませんが続けるつもりです。
なんだか随分話が逸れたけれど、私がアイちゃんを好きになったきっかけでした。
次回はアイを求めて福島へ・・・。をお送りいたします。多分・・・。笑
頑張った!
ココロノアイの思い出を勝手に綴るの前に・・・どうしても書きたいレースがあったので、先に書いちゃおう。
私の弱いおつむがこの感動を忘れる前に。笑。
書きたいレースと言うのは、そう第77回 菊花賞。
三歳馬にとっての最後のG1レースです。
いろいろなお馬を勝手に応援させていただいておりますが、その1頭にエアスピネルという馬がおります。
彼のことを少し、私の偏った見方でご紹介しますと・・・。
とにかく頑張り屋さん。←私はそう思っている。↓
どんなレースでも必死に食らいつく走りで周囲に感動を与えてくれるお馬さんです。
みんな頑張って走ってるんですが、最後のひと粘りがすごーく魅力的なお馬さんなのです。
そんなエアスピエルは良血馬の期待に応え新馬戦で快勝、続く2戦目ではデイリー杯GⅡで圧勝。
これは強い、と期待されて臨んだ3戦目の2歳G1朝日フューチュリティでは母同士でもライバルにあたるリオンディーズに僅か及ばずの2着・・・。
リオンとエアスピネルはレース毎に親子対決で騒がれていたりもしますが、それまで書くとただでさえ長めのブログがより長くなるので省略。苦笑。
その後、エアスピネルは弥生賞(2000m)でもリオンディーズに先着できずに3着。ここで3着に沈んだせいで、距離不安がささやかれ始めます。
そして、それを裏付けるようにエアスピネルは皐月賞G1(2000m)4着、東京優駿G1(2400m)4着。
3歳クラシックで着内に入ることが出来ないレースが続き、周囲からは益々距離不安説をささやかれます。
確かにエアスピネルにとって2000m以上のレースより、1800mまでのほうが向いているとは思います。が、長すぎて全く走れていないというよりも、かなり好走しているように見えました。
レコード決着の弥生賞やレコードに迫る時計だったダービーで3、4着になれる馬が何故こうも距離適性をどうこう言われるのか??私としては本当に不思議でした。
瞬発力に欠けるのは確かですが、誰よりも長く良い脚を使えるのがエアスピネルです。
周りが脚を温存している分、ゴール前での上がり勝負になると、好位で粘っているエアスピネルの脚が止まって見えます。まるで急減速しているように錯覚するのですが、エアスピネルの脚が止まったことは一度もありません。最初から誰よりも長く良い脚を持続させています。ファンならばそこに気づくはずです。
現3歳が最強世代と言われているのは、それだけ切れる脚をもった速い馬が多いからでしょう。
そんな中で、これだけ堅実に走っているエアスピネルに対し、長距離は無理、減速した、完全に足が止まった等々と言われるのはなんとも心外。
切れる脚を持たないエアスピネルは前目~中段ポジションでのレースがいつものパターンでしたが、この日は鞍上の武さんが最後方からのレースを試しました。
明らかに菊花賞を見据えての、それを実戦で試した乗り方。
馬券を買っている方からすれば確かに「何してんの?!」です。
レース後はあちこちで結構な批判が上がってました。まぁ、言いたくもなりますよね。私も言いたかったもん。苦笑。
いかにエアスピネルを応援していても、あの位置から届くはずがありませんから。当然、結果は届きませんでしたが、意外だったのはそれでも掲示板確保の5着には来たのです。
おそらく武さんも「これならイケるかも」と思ったのではないでしょうか。
好位で我慢がきけば3000mでも走れると。
そして迎えた本番『菊花賞』
エアスピネルは最終6番人気。前評判で「調教がとてもいい」と書かれながらも、サトダイ、ディーマ以外では、夏の上り馬たちばかりが注目株に。
そして再び囁かれるのが距離不安。内枠有利の菊花賞でエアスピネルが引き当てたのは7枠13番。この外目の馬番になったことも大きかったと思います。
距離に不安なんてない!と私は周囲の競馬仲間に断言しつつも、さすがに馬券の軸には出来ずに浮気。ごめんね、エアスピネル。でも、馬券からは絶対外さないからね、と心で言い訳をして予想しました。苦笑。
そして、とうとう菊花賞開催のファンファーレが鳴り響き、馬たちが続々とゲートイン。
ゲートが開くとエアスピネルは少しでも距離のロスを減らすため、武さんエスコートですぐにコースの内を目指しました。
きっちりと内目中段のポジションを確保したものの、この日のエアスピネルはなんだかものすごーく掛かってます。
一抹の不安・・・。
そんなに暴れて大丈夫?3000mをこれから走るのだから、体力はなるべく温存しましょうか・・・。と、遠い場所から念を送ってみる。苦笑。
いつになく行きたがる様子に、鞍上の武さんも必死にエアスピネルをなだめます。引かれたままの手綱に、エアスピネルは顔を左右に振り抵抗、それでもここは我慢!武さんは手綱を操りながらも決してその手を緩めませんでした。
そして、最終コーナーを回りゴールまで3ハロンくらいか?のびのびと走ってくるエアスピネルの姿が画面に映ります。
私にはそう映りました。
頑張れ!ガンバレ!がんばれーエアスピネル!
距離不安とか、適性はマイルとか、言いたい人たちには言わせていいじゃない。でも貴方の脚なら粘れるはず!
一頭抜けた力量のサトダイがスルスルーっと抜け出してきましたが、それに食らいつき粘りを見せたエアスピネル。
最後の最後で、終始落ち着いた走りで脚を温存していたレインボーラインに鼻差で差されてしまいましたが、終始掛かりっぱなしで走ってのあの差なら立派!
エアスピネルは本当によく頑張りました。
今日ばかりは武さんの力もかなり大きかったですけどね。エスコートをありがとう、武さん。
さすがは菊花賞4勝ジョッキー。
おかげでエアスピエルのこれまでの努力が、3着であろうとも報われました。
あのエアスピエルの懸命な走りと粘りは、きっと多くの競馬ファンの心を打ったと思います。
勝ったサトダイは強い!そして、最後にあそこまで追い上げてきたレインボーラインもスゴい。
でも、一番の見せ場はエアスピエルの粘りだったと思います!
距離不安のある馬があの粘りを見せれましょうか?
最初の1000mの早い流れ、真っ先に脚を使ってのポジション取り、以降はずーっと掛かりまくって暴れ気味、それでも最後の3ハロンはスルーっと伸びてそのまま止まることなく粘りこむ。
これでもまだ距離不安なんていう人がいるのなら、みる目が無さすぎです。
中には、着狙いの走りとかいう不届きな書き込みとかもあったけど、エアスピエルも武さんも絶対に手は抜いていない。
最後の1冠に手を抜いて挑むなら、わざわざ菊花賞になんか出るもんですか!
もっと楽に調教できるレースに出ますよ。
今出来うる限りの最高の戦法と最高の走りを見せつけての3着。
競馬では1着がとれなければ、すべて負けレースになるけれど、エアスピエルファンにとってこれほど嬉しかったレースはありません。
ほれ見たことか、エアスピエルはこんなにもしっかりと3000mを周回出来るじゃないか、適正距離ではなくとも戦える力があるじゃないかと。
エアスピエルおめでとう~♪
そして感動をありがとう。
貴方の競走馬生活は始まったばかりなのだから、しばらくはゆっくり休んで疲れた体を癒し、また次のレースでも貴方らしい、一生懸命な走りを見せてくださいね!
早すぎる引退・・・
私が競馬を始めて、初めて好きになった競走馬、その名を「ココロノアイ」号。
4才の牝馬です。
彼女がレースを走るときには、勝ち負けよりも無事に走り終えるか、そればかりが気掛かりで、ゴール地点を通過すると真っ先に「頑張ったね。よく無事に走ってきたね」と手放しで喜べました。
馬券を買っている身からすれば、着内に来てくれれば尚嬉しいけど、とにかくアイちゃんが無事ならそれでいい‼と思えるのです。
いろんな競走馬がいるし、これは単なるファンの贔屓目だろうけど、アイちゃんほど走ることが好きな馬はいないと思っています(笑)
そんなアイちゃんがこの度、早すぎる引退を迎えました。
牝馬の引退が牡馬より早いとは言っても、まだまだあと2年は走れていただろう若い牝馬です。
突然の引退に、半ば呆然となりました。
10月15日に開催の府中牝馬ステークスにも登録しており、そのレースを楽しみにしていた矢先の出来事で、もうなんて言っていいのか。私の心は宙ぶらりんになってしまったのです。
レースに向けて調教をしていたアイちゃんでしたが、その中でまさかの屈腱炎を発症したようで、オーナーとの協議の結果、治療に専念して復帰したとしてもこれまでと同じように走れる可能性は低いことから、大事を取っての引退へとつながったようです。
丈夫な子が多いステゴ産駒に屈腱炎というのはあまり聞いたことがなかったので、本当に寝耳に水というのか、とにかく信じられずにうじうじしていました。
そして、アイちゃんは10月5日にJRAの登録を抹消されたのです。(T T)
屈腱炎を発症したのが、去年骨折した右前脚なので、完治したとはいえどこかに違和感があり、庇って走っていたのかもしれません。
結果的には、屈腱炎が現れたことで早めの引退が決まり、無事に生まれ故郷に帰れるのだから、大事に至る前に引退できてよかったと喜ぶべきなんだと思います。
そう思うのだけど、まだもう少し、いやあと1レースだけでいいからターフを走ることが出来ていれば、今度こそ優勝出来ていたのでは、と思わずにはいられないのです。
骨折明けの秋華賞、ちょうど1年前の今ごろ・・・。
オークスで骨折し、治療~リハビリ、そして秋の秋華賞に出走するとなると、調整するには明らかに時間が不足していました。
それでもアイちゃんはレースに戻り、秋華賞をしっかりと走りきりました。二桁着順だったけど、みんなの前に元気な姿を見せてくれたことが嬉しかった。
エゴだと思うのだけど、ね。
もっとゆっくり休養させてあげられていたら、今回のこの事態もなかったかもしれないもんね・・・。
だけど、アイちゃんはその後もみんなの期待に応える頑張りをちゃんと見せてくれました。
秋華賞で無理をした分、たっぷりと休養をもらい、半年振りのレースでは掲示板の5着を確保、次戦では最後にもうひと伸びを見せての3着確保、次には牡馬と混じって走り堂々2着。
それからの府中牝馬ステークス登録だっただけに、ファンとしてはどうしても期待をしちゃうよ。
だからね、府中牝馬が終わり、秋華賞も終わってようやく、心の整理がついてきた感じがします。
だからこそ、こうして記事を書いておるわけです。
そして改めて思うのは、突然の早すぎる引退だとしても、早めに屈腱炎が見つかってよかった。
もしもそのまま出走なんてことになっていたら、もっと悪いことが起きていたかもしれない。
最近でも、ゴール直後に躓いたドゥラメンテ。
彼も一時は予後不良が検討されるほどのケガだったとか・・・。
競走馬にとって、何よりも幸せなことは、ケガで競走馬生活を終えても生きていける場所があるということなんですよね。
幸いにもアイちゃんは屈腱炎が発症しても、生まれ故郷で治療に専念でき、これからもずーっと元気で過ごしていけるのだから。
その環境があるということは、アイちゃんはとてもとても幸せものなのです。
競走馬を引退したのちに帰れる場所がある、そんな当たり前のようなことが当たり前ではない世界。
それが競走馬のかなしい現実なんですよね。
なんか、へんな路線に進みそうなので、話を戻しますね。(苦笑)
今はとにかく、アイちゃんの屈腱炎が早く治り、母になる準備が出来ればいいな~。と切に願っております。
出産は命がけですが、アイちゃんならきっと元気で可愛らしい女の子と産むと思うのです。(´▽`*)♪
しばらくはツイッターでアイちゃんの画像を探しつつ、来年は北海道へ見に行けたなら~なんて。笑。
残念ながら牧場では見学者の受入れをされていないようなので、会える確率は無いに等しいのですが・・・希望は捨てません。
アイちゃんに会うために福島まで飛んだ私なのですから。笑。
次回からはしばらくアイちゃんを好きになったきっかけなんかを思い出しつつ綴る予定。
それにしても「ココロノアイ」ってなんて素敵な響きなのでしょう。 名前を読むだけで幸せになれそう、そんな愛に溢れた素晴らしい名前です。
アイちゃんがこれからもずーっと幸せで元気に過ごせますように~☆
雨の動物園
平日の雨の日は動物園に行くには絶好の日和らしい。
平日という時点でも、来園者は土日祝の半分にも満たないと想像できるのに、さらには屋外施設の動物園にわざわざ雨の日を選んで行く物好きは限りなく少ないだろと容易に想像できる。
しかし、基本的には休みが土日祝となる私には平日の雨の日に動物園に行くのはなかなかハードルが高い・・・。
休みは取れるほうだと思う。なかなか取れなくても代休が発生する職場なので、有休を取得するよりは休みやすい。とはいってもね~、日本の職場環境、休みの取得率って世界的に見てもサイテーだと思いますよ。その例に漏れず、休めるけどいいだしにくいんです。
ま、もっとひどいところはいくらでもあるので、私は恵まれてるほうですけど。
脱線したので、本線に。
そんな私が、熊本地震で被災した動物園から預かる形でやってきたウンピョウさんを見るために平日代休をもらいました。
平日の動物園ならば、晴れていてもそう多くの来園者はいないだろうと予想していましたが、そこは雨女の私が行くんですから、晴れるはずもなく(苦笑)案の定の雨でした。
しかも、天気予報を見て小雨予報になっている日を選んだにもかかわらず、なぜか大雨予報が延び、私の休む日もそれはすごい雨・・・。
さすがに土砂降りは・・・と思ったけど、動物園に行くためにもらった代休なので行くことにしました。
車には、買って以来いまだ日の目を見たことがない長靴を積みます。そう、この長靴を雨の日のドライブに持っていくと、大雨予報が必ず小雨になるのです。
結果、移動を開始すると、不思議なくらい降ったり止んだりしながら、ずっと小雨。
雨女だけど土砂降りにはあまり遭遇できないのです、この長靴がある限り。笑。
ふしぎ~。
前置き長くなりましたが、噂通り動物園は快適空間♪
貸し切り状態ですよ~。
ヒョウが一番間近に見れる展示だったので、最初にヒョウを30分、帰るときに再度立ち寄り30分も居座りましたが、誰に邪魔されることもなくアクリルガラス越しに1㎝の距離で眺めていられました。
幸せ~。
特に子ヒョウ(といってもサイズは成獣に近い)のキララちゃんが子供の好奇心ぶりを発揮して動き回ってくれるので、楽しかった。
父ちゃんは、最初から最後まで同じ場所で寝てました・・・。
母ちゃんはやはり子が気になるようで、子が見える高い場所を選んで移動しては休む感じでなかなか落ち着かないみたいでした。
やはり母ちゃんは大変なんですね。
上の写真は好奇心の塊、キララちゃんです。(*´艸`*)
ウンピョウ目的だったのですが、ウンピョウは、知識がないまま行ったせいなんだけど、思いのほか小型で、柄はとても綺麗でしたけど、ヒョウほど好奇心旺盛ではなかったので、すぐに飽きました。笑。
ウンピョウの後ろ姿。シャイなのかなかなか顔を見せてくれません。
ツシマヤマネコも見てきました~。
繁殖に専念させるため長らく展示がされていなかったので、ウンピョウ以上にこっちが目的でした。
蚊が多くいそうな、うっそうと茂る木々の間に展示場所があるせいで、20分くらい居座っていた私の足は、蚊の絶好の餌食になってました。苦笑。
でも、可愛かった~。こちらもまだ子供、サイズ感は子ヒョウと同じでほぼ成獣ですけど、やはり好奇心が旺盛なんですよね、子供って。
夏が過ぎたこの時期は子供の展示が多くみられて、動物園に慣れ切った成獣とは違ってサービス精神旺盛でいいですよ。おススメです。
ツシマヤマネコ、展示されていたのは「むー君」
隣にツシマテンが展示されているのですが、このテンがびっくりするくらい鳴くんです。唸ってるのかもしれませんが、とにかく声を出すので見えないながらも気になって気になって仕方ないようですした。
そして、癒し系の最高峰はコツメカワウソでした。
こちらも子供たちがそれはそれは楽しそうに、遊んでいました。
写真は・・・無理。
動きが速すぎてコンデジで被写体とらえたところでただの残像にしかなりません。苦笑。
残念だったのはペンギン展示がここもイマイチだったこと~。
癒し系の双極がカワウソとペンギンだと思っている私。ペンギンもじっくりゆっくり見たいのですが、ペンギンは掃除が面倒なのか(鳥類全般がとにかくフンをたくさんしますので)素敵な展示になかなか会えません。
福岡の場合、長崎まで足を延ばせばペンギンに特化したペンギン水族館があるので仕方ないのかな~。
ペンギン補充には、また別日に長崎に遠征しましょ。
とにかく、この日は貸し切り状態でヒョウさんを見れたのでそれだけで十分♪