馬好きのひとりごと

日々の小さな幸せを探しながら綴ります

探し続けて・・・

ものすごく個人的なことですが、ワッフルが好きなんです。

ベルギータイプではなく、カリッと?サクッと?焼き立てを食べるタイプのワッフルです。

でもね、悲しいかな理想とする味に出会えないの・・・。

 

そのきっかけともなった、私がワッフル探しを始めるにいたった昔話をひとつ。

そうね、かれこれ15年くらい遡るかしら・・・苦笑。

 

友人に「ワッフルの美味しい店があるよ」と連れて行かれたのは小さな小さなお店。

随分と古い食堂を改装したようで、知り合いから連れていかれなければ絶対に入る気にはなれない、くたびれた外観の喫茶店を見て「本当に大丈夫?」と思ったのが最初の印象。

店に入ると、小綺麗ではあるもののやはり全体の古さを隠しきれない薄暗い店内に、5人しか座れない小さなL字カウンターと、細身の女性ならば、なんとか4人で使えるようなソファが一組、というまさに「窮屈」という言葉がよく似合う場所でした。

カウンターの内側には背は高くないけれど、綺麗で優しそうで、おっとりしたお姉さんが1人忙しそうに調理をしてあり、狭い店内を美味しい香りが満たしていました。

「ワッフル、美味しいかも・・・」と、気持ちがぐっと期待へと変わります。

さらに、友人が「ご飯も美味しいよ」と勧めるので、ワッフルカフェを称するには似つかわしくないメニュー「しょうが焼きプレート」を注文。

お姉さんお一人なので、当然ながら提供には時間がかかります。

特に、別々の注文などしようものなら、絶対一緒には食べれそうにない提供時間の差が生じる為、食事も、と考えている場合にはグループで同じもの注文するのがベスト。

でもね、そのご飯が最強に美味しかったの。

バターライス風のご飯としょうが焼きが、ワンプレートに乗せられているのだけれど、一口食べたらビックリするほど美味しいの!

今まで食べたしょうが焼きとはまるで別物。

バターライスが良いのか、とにかくしょうが焼きと絶妙にマッチするんです。

今でも思い出せるほどに、美味しかったのです。

人って、美しい景色のことは案外と忘れちゃうけど、強烈に美味しかったものって、なかなか忘れませんよね~。あれ、私だけ?笑

それはさておき、肝心のワッフルです。

店名にもなっているワッフルは、シンプルにプレートに盛り付けるものと、パフェグラスにカットして盛り付けるものがあり、最初はもちろんオーソドックスなプレートもののワッフルを注文。

焼き立てのワッフルに、バニラアイスクリームがトッピングされているだけなんですけどね(もちろんフルーツが乗ったものや、いろんなソースも選べます)とにかくワッフルが美味しかったの!

外側が程よくサクッとして、中はしっとりの絶妙の触感に、アイスを絡めていただくワッフルがそれはまぁ絶品だったこと・・・。

とにかく、それまでワッフルになんて興味のなかった私を、一口で虜にしてくれたのが、このお店のワッフルなのです。

それからは、何度となく友人を誘ってはワッフルカフェに行っていましたが・・・やや遠いと言うこともあり、年に数回行くかどうかの頻度なので、常連には程遠かったと思いますが、それでもこの喫茶店には大勢のファンがいて、狭いこともあるけれど、行くと必ず満席でした。

それなのに、近くに大きな道が通ることになり、周辺に区画整理などが入ったせいなのか、ある日訪れたら、お店の場所はまだあるものの、ワッフルカフェがなくなっていたのです・・・。

私のこの消失感といったら・・・。

これからどこでワッフルを食べればいいのーーーー。

心の中で叫びました。

今みたいにSNSがあれば、なぜ無くなったのかや移転であれば、その移転先が探せた

かもしれないけれど、当時はまだそんなツールがなかったもん。

 

それから私、ずっと理想のワッフルを探しています。

多分、食べられなくなったことにより「あの味」が美化されているとは思うの、自分でも。

でもね、それを加味しても、残念なワッフルが多い、というか残念なワッフルしかないのです。

良くある残念なワッフルは、焼きすぎてカリカリになったやつです。

生地が薄いのにそんなに火を通してどうするの?って思います。

次に多いのが甘すぎるワッフル。

フルーツやアイスが甘みとしてあるのに、なんでこなんに生地にまで砂糖を入れちゃったかなぁーーーーーっていうやつ。

生地の触感が好みだだった場合には、より残念度が増します。

あとは柔らかすぎるワッフル。

せっかく理想の厚みで出てきてもふにゃふにゃの生地は嫌。

ナイフを入れたときには、サクッと切りたいのです。

 

それ以来、美味しいワッフルだ食べたくて10年以上探しています。苦笑。

 

ただ一度、名古屋にある小さなワッフル屋さんで食べたワッフルが、ものすごく美味しかったことはある。

店は新しくてとても綺麗だったけれど、あのお店を彷彿とさせる狭さで、女性のオーナーさんが一人で作ってあるところもあのお店を思い出します。

そんな、6人も入ればいっぱいの店内で提供されたワッフル、それはまさに理想の焼き加減と生地の甘さ♡

ワッフルの脇には小さな器に入ったジャムとバタークリームが添えてあり、甘さも塩気も味わえて、トッピングの味を生かしつつも生地だけでも美味しくいただける絶妙な甘さのワッフル生地、まさに理想の味。

追加料金でアイスクリームをプラスできるのも嬉しい。しかも手作りアイスクリームですよ。

ワッフルはもちろん、トッピングのジャムもバタークリームも本当にすごーく美味しかった。

遠いけれど、名古屋に来たら必ず立ち寄ろう、と心に決めたくらい美味しかった。

やっと見つかった。

そうは思ったものの、さすがに遠すぎる・・・。

旅で行くしかない場所にお気に入りを見つけてもねぇ・・・。

ということで、相変わらずワッフル屋探しは今も続いているのですが、二年前かな、名古屋のワッフル屋さんに再度伺う機会が出来まして、喜び勇んで立ち寄ったのですが、あれ?なんか味が違う・・・?

普通のワッフルになってる。これ、少々焼きすぎていませんか?

昔はもっとフワッとしいたような?

閉店間際に飛び込んだせいで、生地が残り少なかったのかもしれませんけど、ちょっと残念な気持ちになりました。

それでも、また期待を込めて名古屋に行く機会があれば絶対に立ち寄るとは思うんですけどね。

だって、今のところ理想にいちばん近い味だもの。

 

とにかく、早くご近所で美味しいワッフル屋さんを見つけたい。

 

長々とご清聴ありがとうございました。笑。