馬好きのひとりごと

日々の小さな幸せを探しながら綴ります

春の天皇賞

春の長距離決戦、伝統の天皇賞が行われました。

もちろん、競馬の話です。

 

優勝したのはレインボーライン

ずっと応援していたステイゴールド産駒の頑張り屋さんです。

ココロノアイがターフを去ってから、最初に好きになったステゴ産駒がレインボーライン

そういえば、馬券の相性も良くて、私に初めて万馬券をもたらしてくれたのも、レインボーラインでした。^^

ステゴ産駒といえば、ウイークポイントとなっているのが小ぶりの馬格、その例に漏れることなくレインボーラインも450㎏前後と言う小さな馬体の持ち主です。

並み居るG1馬(牡馬)のほとんどが500㎏前後の雄大な馬格の持ち主なので、レインボーラインの小さな体は圧倒的に不利ともいえますが、レインボーラインの父でもあるステイゴールドこそ、小さな体にとてつもない勝負根性を宿し、まさかこの馬に勝っちゃうの!?という波乱を幾度となく起こしてきた稀代名馬ですから、レインボーラインもそのDNAをしっかりと受け継いで生まれてきました。

だって、デビュー戦からほぼ休みなく戦った3連戦は国内でもハードな馬場としてあげられる札幌なのですから。

この時も、連戦で戦い続けたせいか毎戦馬体重を減らしながら、それでも3戦中2戦で上がり最速を記録、最速こそ記録しなかった1戦も2番目に速い上がりタイム記録してみせるという根性の持ち主、それがレインボーラインです。

そして、レインボーラインはとうとう悲願だったG1を制したのです。

しかも天皇賞春といえば、伝統の1戦の中でも最も長い距離を走らねばならないタフなレース。その舞台でG1馬の勲章を勝ち取った喜びと言ったら・・・それはもう言葉にならなりませんでした。

2色の青色で彩られた鮮やかなダイヤ柄メンコを身に付けて走るレインボーラインは、

いつだって小さな体に大きな大きな勝負根性を纏い、大きく恵まれた体格を持った子等に混じりながら、全く引けを取らずに走り、ファンに感動を与えてくれます。

G1、G2ばかりを走るせいか、なかなか勝てず悔しいレースが続くうえ、他馬と比べると圧倒的に休みも少ないのが戦績からも分かります。

レインボーラインにファンが多いのは、そういった一生懸命な姿、あと一歩が届かない悔しさ、そういったいろんな感情が呼び起されるからだろうなぁと思います。

誰よりも早い加速で後方集団から一気に抜け出していく走り方は、上手くいかないことの方が多いけど、ゴールする瞬間まで手を抜くことなく必死に走り続けるレインボーラインの姿には感動がいっぱい詰まっているのです。

そして今回は、その走りが完璧に決まったのですから、それはもうものすっごくかっこよかったのです!!!!!

この日もいつものように、最後方に付けていたレインボーライン

ゆっくり焦らずに、じっと機会をうかがいながら周回を重ねます。

少しずつ前に近づきながらも中段やや後方で待機。

鞍上の岩田さんと一緒に、勝負の瞬間を冷静に待ちました。

そして、最終コーナーを回ったところで、鞍上の岩田さんの合図。

そこからレインボーラインの小さな体は一気に加速を開始、半ば団子状態の直線では、岩田さんの手綱さばきを合図にレインボーライン自らが進路を選ぶように隙間を縫って加速していきました。

これは本当に、そう見えたんですよねぇ~。

ここしか進路は無いんだからここを行くしないだろう?多少強引にでも、今日は絶対に勝つから。そう言っているようにも見えました。

そしてぐんぐんと周囲の馬を引き離し、もう完全に勝つつもりでいただろうシュヴァルグランをも捉え、誰よりも早くゴールを駆け抜けたのです!

でもね・・・ゴールを駆け抜ける直前、レインボーラインの体が少しだけターフに沈み込みました。

ただ、一瞬のことだったので、その時は私も喜びの方が大きく、一人自宅で大はしゃぎをしていましたが、すぐにテレビを見ながら凍りつきました・・・。泣。

岩田さんが、ずっとずっとレインボーラインとコンビを組んでくれている岩田さんが、岩田さんにとっても本当に久しぶりのG1制覇で嬉しくて仕方ないはずなのに、すぐにレインボーラインから下馬したのです。

レインボーラインはというと、痛そうにびっこを引いており、痛みのせいで暴れる仕草も見せているしで、いつかのドゥラメンテのことが私の脳裏をかすめました。

幸いと言うべきか、自力で馬運者に乗り込んだので、最悪の事態だけは避けてくれた、とそう信じていましたが、その後の表彰式はまるでお通夜のようで・・・誰も笑っていない表彰式・・・。

こんな悲しい表彰式があっていいのでしょうか。

頑張り屋さんのレインボーラインにも、オーナーさんにも、何よりずっと一緒に頑張ってくれていた岩田さんに笑って表彰式を迎えてほしかった(T T)

 

ファンは固唾をのんで公式発表を待っており、私もその一人でしたが夕方になって、ようやく命に別状はない故障だと分かりました。

 

ホッとしたよぉぉぉぉ。

 

本当に、私が好きなばっかりにごめんよぉ、となんだか申し訳なくて泣けました。

 

やっとやっとレインボーラインと岩田さんで勝ち取ったG1の勝利だから、命に別条がないと分かった今だから、心からおめでとう!と伝えたいです。

レインボーライン、おめでとう。よく頑張ったね。

貴方が小さな体でほとんど休むこともなく、大きな相手に挑み続けてきたことを知ってるよ。小さな体でもだれにも負けないど根性を持っているのを知っているよ。

本当におめでとう!

そして、ありがとう。

 

それから、岩田さん久しぶりのG1勝利おめでとうございます。

すぐにレインボーラインの異変に気づいてくれてありがとう。

岩田さんが守ってくれたと思っています。

レインボーラインは無事でした。また走れるかどうかは分からないけれど・・・。

叶うなら、もう一度だけ貴方たちのコンビが笑って表彰式を迎えれる日が来ますように、願っています。