馬好きのひとりごと

主に競走馬のことを綴ります

そろそろ愛猫が・・・

愛猫がそろそろおばあちゃんになってきました。

高いところは相変わらず好きだけど自力では塀に上らなくなり、紐付きでも外に出ているのが大好きだったのに、ひとりで長時間外に出されるのを嫌うようになりました。

日中は薄暗い猫用ベットに入ってほぼ一日寝続けてるし。

朝だけは、いつでも室内に逃げ込める範囲ならば、今でも外に出るの好きで紐付けたまま外を眺めてますし、一緒に出掛ける散歩ならば大好きなんですけどね・・・。

12歳、今時の猫の寿命からすればまだまだ老け込む年頃ではないと思っていたのですが、やはり衰えてくる年頃なんですねぇ・・・。

ちょっと切なくなっている今日この頃。

ご飯もあまり食べなくなってきたし、おやつは大好きだからまだ救いだけど、おやつだけでは栄養面がなぁ。

一応、付き添っていると主食のドライフードも食べてくれるのですが、四六時中付き添っているわけにもいかず、結果として食が細くなってるんです・・・困った。

餌を食べたくなると鳴いて知らせるので、自宅にいるときは傍に行くようにしてはいますが、夜中と早朝に鳴かれるのが辛い・・・最近の寝不足は愛猫ちゃんの夜鳴きによるものですね。

犬のときにも後半、夜鳴きがひどかったっけ・・・。

一緒に寝てれば夜鳴きもしないのでしょうが、それでは餌を食べないので起きるの辛くても、餌を少しづつでも食べてくれるほうがいいので、寝床は別々のままにしてますが、夜鳴きがひどくなったらまた考えようかなぁぁぁ・・・。

やはり健康診断に連れて行くべきか。

でも、かかりつけの獣医の先生は極力、しなくていい治療はしない方針なので、これまでもほぼ診せただけ(しかも無料)なので、行くだけだと単にストレスを加えるだけなので足が重くなるのよ。

とりあえず、春恒例年に一度の猫洗いだけは中止しました。

これ以上体力を奪い、ストレスを与えるのは百害あって一利もなさそうなので。

 

ペットが歳とってくると、切ない瞬間が増えますねぇという話でした。

 そういえば人間も数えで40を迎える辺りに、がくっと体力の衰えを感じますものねぇ←ただ今それを心底感じている真っ只中です。さすがに危機を感じてピラティス始めました。笑。

 

うちの美人さんです♥

f:id:lovettel05:20180528113024j:plain    f:id:lovettel05:20180528113057j:plain

 夕日を見つめる姿が凛々しいでしょ♪    りらーっくす^^

春の天皇賞

春の長距離決戦、伝統の天皇賞が行われました。

もちろん、競馬の話です。

 

優勝したのはレインボーライン

ずっと応援していたステイゴールド産駒の頑張り屋さんです。

ココロノアイがターフを去ってから、最初に好きになったステゴ産駒がレインボーライン

そういえば、馬券の相性も良くて、私に初めて万馬券をもたらしてくれたのも、レインボーラインでした。^^

ステゴ産駒といえば、ウイークポイントとなっているのが小ぶりの馬格、その例に漏れることなくレインボーラインも450㎏前後と言う小さな馬体の持ち主です。

並み居るG1馬(牡馬)のほとんどが500㎏前後の雄大な馬格の持ち主なので、レインボーラインの小さな体は圧倒的に不利ともいえますが、レインボーラインの父でもあるステイゴールドこそ、小さな体にとてつもない勝負根性を宿し、まさかこの馬に勝っちゃうの!?という波乱を幾度となく起こしてきた稀代名馬ですから、レインボーラインもそのDNAをしっかりと受け継いで生まれてきました。

だって、デビュー戦からほぼ休みなく戦った3連戦は国内でもハードな馬場としてあげられる札幌なのですから。

この時も、連戦で戦い続けたせいか毎戦馬体重を減らしながら、それでも3戦中2戦で上がり最速を記録、最速こそ記録しなかった1戦も2番目に速い上がりタイム記録してみせるという根性の持ち主、それがレインボーラインです。

そして、レインボーラインはとうとう悲願だったG1を制したのです。

しかも天皇賞春といえば、伝統の1戦の中でも最も長い距離を走らねばならないタフなレース。その舞台でG1馬の勲章を勝ち取った喜びと言ったら・・・それはもう言葉にならなりませんでした。

2色の青色で彩られた鮮やかなダイヤ柄メンコを身に付けて走るレインボーラインは、

いつだって小さな体に大きな大きな勝負根性を纏い、大きく恵まれた体格を持った子等に混じりながら、全く引けを取らずに走り、ファンに感動を与えてくれます。

G1、G2ばかりを走るせいか、なかなか勝てず悔しいレースが続くうえ、他馬と比べると圧倒的に休みも少ないのが戦績からも分かります。

レインボーラインにファンが多いのは、そういった一生懸命な姿、あと一歩が届かない悔しさ、そういったいろんな感情が呼び起されるからだろうなぁと思います。

誰よりも早い加速で後方集団から一気に抜け出していく走り方は、上手くいかないことの方が多いけど、ゴールする瞬間まで手を抜くことなく必死に走り続けるレインボーラインの姿には感動がいっぱい詰まっているのです。

そして今回は、その走りが完璧に決まったのですから、それはもうものすっごくかっこよかったのです!!!!!

この日もいつものように、最後方に付けていたレインボーライン

ゆっくり焦らずに、じっと機会をうかがいながら周回を重ねます。

少しずつ前に近づきながらも中段やや後方で待機。

鞍上の岩田さんと一緒に、勝負の瞬間を冷静に待ちました。

そして、最終コーナーを回ったところで、鞍上の岩田さんの合図。

そこからレインボーラインの小さな体は一気に加速を開始、半ば団子状態の直線では、岩田さんの手綱さばきを合図にレインボーライン自らが進路を選ぶように隙間を縫って加速していきました。

これは本当に、そう見えたんですよねぇ~。

ここしか進路は無いんだからここを行くしないだろう?多少強引にでも、今日は絶対に勝つから。そう言っているようにも見えました。

そしてぐんぐんと周囲の馬を引き離し、もう完全に勝つつもりでいただろうシュヴァルグランをも捉え、誰よりも早くゴールを駆け抜けたのです!

でもね・・・ゴールを駆け抜ける直前、レインボーラインの体が少しだけターフに沈み込みました。

ただ、一瞬のことだったので、その時は私も喜びの方が大きく、一人自宅で大はしゃぎをしていましたが、すぐにテレビを見ながら凍りつきました・・・。泣。

岩田さんが、ずっとずっとレインボーラインとコンビを組んでくれている岩田さんが、岩田さんにとっても本当に久しぶりのG1制覇で嬉しくて仕方ないはずなのに、すぐにレインボーラインから下馬したのです。

レインボーラインはというと、痛そうにびっこを引いており、痛みのせいで暴れる仕草も見せているしで、いつかのドゥラメンテのことが私の脳裏をかすめました。

幸いと言うべきか、自力で馬運者に乗り込んだので、最悪の事態だけは避けてくれた、とそう信じていましたが、その後の表彰式はまるでお通夜のようで・・・誰も笑っていない表彰式・・・。

こんな悲しい表彰式があっていいのでしょうか。

頑張り屋さんのレインボーラインにも、オーナーさんにも、何よりずっと一緒に頑張ってくれていた岩田さんに笑って表彰式を迎えてほしかった(T T)

 

ファンは固唾をのんで公式発表を待っており、私もその一人でしたが夕方になって、ようやく命に別状はない故障だと分かりました。

 

ホッとしたよぉぉぉぉ。

 

本当に、私が好きなばっかりにごめんよぉ、となんだか申し訳なくて泣けました。

 

やっとやっとレインボーラインと岩田さんで勝ち取ったG1の勝利だから、命に別条がないと分かった今だから、心からおめでとう!と伝えたいです。

レインボーライン、おめでとう。よく頑張ったね。

貴方が小さな体でほとんど休むこともなく、大きな相手に挑み続けてきたことを知ってるよ。小さな体でもだれにも負けないど根性を持っているのを知っているよ。

本当におめでとう!

そして、ありがとう。

 

それから、岩田さん久しぶりのG1勝利おめでとうございます。

すぐにレインボーラインの異変に気づいてくれてありがとう。

岩田さんが守ってくれたと思っています。

レインボーラインは無事でした。また走れるかどうかは分からないけれど・・・。

叶うなら、もう一度だけ貴方たちのコンビが笑って表彰式を迎えれる日が来ますように、願っています。

 

 

 

馬の温泉@福島県

今さらですが、ココロノアイに会いたいがため、福島にある競走馬の療養施設「馬の温泉」(現;競走馬リハビリテーションセンター)へ突撃弾丸ツアーを実施した話をします!と書いたまま忘れていたことに気づきました・・・。かれこれ2年くらいなるかな、笑。

なので、思い出したついでに少しだけ当時の記憶を呼び起こし、書いてみます。

 

競馬をはじめて約半年の私でしたが、とにかくココロノアイ愛が止まりませんで(苦笑)、とにかく会いたい!何とかして会いたい!次はどこで走るのか!?比較的休みやすい夏に走ってはくれないものだろうか、とストーカーのように近況チェックをしていた矢先、オークス出走を終えた大好きなココロノアイに骨折が判明しました。

その事実を知った私の衝撃は、何と表現していいものやら。

とにかく大騒ぎしておりましたので、職場の競馬仲間から、それはもう生暖かい視線で見守っていただきましたとも。笑。

どうしよう!もう会えないかも!!と嘆いていた私のもとに、ココロノアイが見学可能な福島の馬の温泉に入厩しているという情報が!

骨折と言っても幸いにも軽い様子、そう長いこと温泉でリハビリなんてことはしないだろうとやきもきしつつも、とにかく会いたい!の一心でそこから1ヶ月のスピードで九州くんだりから福島までの旅券を手配しました。

飛行機に、特急電車、ホテルにレンタカーまでを(出来うる限り節約しながら←ここ肝心)自分でも驚くほどの行動力をみせた私・・・仕事には全く発揮されないスピード感と使命感をここぞとばかりに発揮してみました。笑。

しかし、福島って思っていたより遠いのね。

節約のために特急を使わずに、なんて考えましたがとんでもなく時間がかかるのであっさり特急利用に変えました。その分、宿を節約したのでラブホを改装したビジネスホテルになりましたけどね。(おかげで風呂がめっちゃ広かった~笑。)

 

無駄話はこの辺にして、お目当てのココロノアイにはもちろん会えましたぁぁぁぁぁ!

馬の温泉は日曜が見学できなかったので月曜、火曜の2日間で通いましたが、わざわざ九州から馬の温泉のためだけにやってきて、長い昼休みを挟んでの朝、昼の見学にしっかり全て顔を出すような物好きなので、すっかり若い獣医さんに覚えられてしまいました。てへっ。

しかも担当のお兄さん(馬の状態を把握しやすくするために担当が決められ、入厩したらずっとお世話をするのだそう)の「触っていいですよ~」というありがたいお言葉に、アイちゃんに触れられましたの~(*^^)♪

現役の競走馬に触れるなんて、ただの一競馬ファンには絶対できない体験をさせていただきました♥

お口の柔らかいお肉をプニプニさせてもらえたなんて、まさに夢の時間・・・。

写真もどうぞ、と仰るので遠慮なくツーショット(正確には担当のお兄さんとスリーショット)させてもらったの~。

もうねぇ、天にも昇る気持ち。

本当に本当に来てよかった!って心底思いました。

馬場調教も見せてもらえたし、温泉に入ってうとうとするアイちゃん、それを一緒に待ちながらうとうとするお兄さん、という癒し風景も見れたし、大満足でした。

この時には、まさかこの後1年で屈腱炎を発症して引退することになろうとは思ってもいないので「好きな子には会えるうちに会っておかなきゃダメ!」という競馬ファンの中では有名な格言を思い知ることになり、本当に行って良かったです。

しかも、行ったタイミングも本当にギリギリだったようで、会いに行った翌週にアイちゃんは馬の温泉を退厩しました。

なんだかいろんな幸運が重なって会えたんだなぁ、と改めて思う今日この頃。

 

f:id:lovettel05:20180403170826j:plain

馬の温泉オリジナル、温泉メンコを被り馬場でのリハビリ調教を終えたアイちゃん。 

 

 f:id:lovettel05:20180403170840j:plain

幸運の蹄鉄。九州からわざわざ行ったからなのか、日に2度も、しかも二日連続でやって来た物好きだからなのか、お土産にといただきました。

この蹄鉄の幸運なのか、人身事故で電車が止まったにもかかわらず、帰りの飛行機には間一髪間に合いました。^^

レッツゴードンキ嬢

とうとう春競馬が始まりましたね。

散財の季節ですがG1が始まると、そわそわします。笑。

そして、先週行われたスプリンターズS(1200mという、G1レースの中では最も短い距離で競い合うレース)も多くの見どころがありました。

そんな中でも一番叫びたいことは「ここではレッツゴードンキに勝って欲しかったぁぁぁぁ!」です。

本当に本当に。ものすっごく良いレースでした。

鼻差で負けて2着になったけど、ドンキ嬢は素晴らしい走りを見せてくれました。

負けて強しのドンキ嬢でございました。

しかも、彼女が前走競ったレースはダートですよ。唯一のダートG1である、フェブラリーS

ダートで走ってから芝の短距離へ、そう簡単ではないと思います。

それでもダートG1でも素晴らしい走りで入賞し、ここスプリンターズSでは鼻差の2着、彼女の頑張りは特別表彰に値すると思うの。

JRAさん、ぜひとも彼女の引退式には何か特別なものを・・・。

どんな距離でも、どんな馬場でも、常に一生懸命で素晴らしいレースを見せてくれる彼女の姿には頭が下がる思いです。

しかも、稀に見る可愛さを兼ね揃えているのがレッツゴードンキなのです。

競馬に興味のない皆様も、ぜひとも「レッツゴードンキ」で検索していただきたい。

レッツゴードンキと入力すると上位に「かわいい」が入ってきますから~。^^♥

何より、こんなにもハードに頑張っているにも関わらず、一度の故障もなくここまで来ておりますので、まさに「無事是名馬」を体現してくれているのです。

切に、このままどうか無事に引退してくれる日を迎えられるようにと、祈りながら毎レースを見守っております。

私が愛するココロノアイは度重なる怪我で僅か4歳で引退してしまいましたので、アイちゃんの同期であり一番のライバルであったドンキ嬢が(特に彼女とアイちゃんは短い期間で幾度も対決しては勝ったり負けたりを繰り返していたので)こうして元気に走っている姿を見れるのは喜ばしいのです。

でも、しつこいけどドンキに勝って欲しかったなぁ・・・。

アイちゃんも苦しんでいたことですが、G1などの重賞で勝ったことがある馬は、どうしても走る際の斤量が重くなるんです。調子が良かろうと悪かろうと斤量が重く設定されるため、牝馬限定のレースには出走しにくいんですよねぇ。

もちろん体調が絶好調ならば多少の斤量増も気にならないかもしれませんが、それでもやはり不利はありますから。

そのせいもあって、ドンキ嬢のレース選択も斤量が優遇される混合戦であったり、G1であったりと偏るんですよね~。

本当は平場を前哨戦に使えればいいのでしょうが、ハンデが大きくなるので選択し難くなるのですよ・・・。(тДт;)

 ドンキ嬢の次送は海外遠征(香港)を予定しているようなので、とにもかくにも無事に帰ってきてくれさえすれば良い!と思っております。

前回、ドンキ嬢初の海外遠征は体重を大幅に減らし、相当のホームシックを経験しているのでとても不安なの・・・。

とにかく今は、ドンキ嬢、お疲れ様でしたと労いたいです。

 

そして、次のG1は大阪杯です。あぁ忙しい。笑。

 

 

フェブラリーS

今年のフェブラリーSは私にとって、とっても印象に残るレースだったので、久しぶりに競馬について語っちゃいます。

 

まずはせん馬になって以来、低迷が続いていたノンコノユメが悲願のG1制覇。

おめでとう。

称賛に値する勝ちっぷりでした。

厩舎の方々も、彼をなんとか勝たせたいと試行錯誤して取り組んでおられたでしょうから、ようやく努力が実を結んだ瞬間の喜びは、計り知れないものがあったのではないでしょうか。

しかし、私が語りたいのは3着に入線したインカンテーションなのです。

ここに来るまでの長い道のりは、今回の勝ち馬ノンコノユメをも凌ぐ長い道のりでございました。

本当に本当に、長かった。

厩舎の方々にとっては、もっともっと長い試行錯誤の日々だったと思います。

そして、本当は勝ちたかったのだと思う・・・。

年齢的にも、インカンテーションにとっては今年が最後のフェブラリーSへの挑戦だったと思うから。

陣営はここで勝つために、厩舎も騎手も最高の準備をして挑んだ。

パドックを見た観客の誰もが称賛する馬体は、8歳と言う年齢を感じさせない仕上がりだったことがツイッター見ていてもリアルに伝わってきました。

だからこそ結果としては、悔しさがどうしても残るのだけれど・・・。

それでも賞賛に値する3着でした。

ノンコノユメが2年間もがいたのであれば、インカンテーションは3年もの間をもがいていましたから・・・。

 

ここから私の回想含めて綴ります。

いつも通り長いです。笑。

 

2015年のフェブラリーSで半馬身差の2着に入線。この時、インカンテーション5歳。

これからのダート界を牽引する一頭になると、当時競馬歴僅か2ヶ月の私は感じました。笑。

実際のところ、長年の競馬ファンの方々から見れば、フロックでの2着としか感じなかったようで・・・フェブラリーSで2着に入ったにもかかわらず、次走のレースでも4番人気と低評価だったんですけどねぇ~。

でもね、そんな低評価をブッ飛ばす見事な勝利で、平安S(G3)を勝利したインカンテーション

ほら、やっぱり強いじゃない!と浮かれる私。^^♪

 そんな彼の何に魅かれたって、第一印象は・・・出馬表にあった彼の名前に魅かれたのです。

インカンテーション、なんだか素敵な響き。

気になって馬名の由来を調べると「呪術、呪文。父名より連想」とあるじゃないですか。

まさかの呪術・・・(゜゜;

父親から連想って、父はどんな名前なんよ?!と、調べたら・・・父の名前「シニスターミニスター」意味→邪悪な+大臣。

おぉ、悪代官ですか・・・。

でも、息子の名前は最強にかっこいいじゃない!と、そこからが応援の始まりでした。

しかーし・・・私が好きになる子は怪我をしやすいという、悲し過ぎるジンクスの流れから漏れることなく、フェブラリーSを2着、次の平安Sでも勝利、ここから流れに乗って今度こそG1制覇!と、本当はすごく良い流れに乗るはずが・・・調教中にまさかの骨折。休養に・・・。

ようやくレース復帰したのは翌2016年1月の東海S(G2)、勝利した平安Sからは実に8ヶ月後。

6歳になっていたインカンテーションのレース結果は・・・惨敗。

長い休養明けだからこの結果は致し方ないにせよ、次こそはと調整しているところでまたもや骨折判明・・・。

もう泣くしかない・・・。

大事な大事な5~6歳を丸々棒に振る形となり、2度目の復帰は10ヶ月後のみやこS(G3)でした。勝った平安Sから数えれば・・・1年8ヶ月、ほぼ2年を休養した計算。なんとか6歳だけど、あと1ヶ月で7歳という時期でようやく実戦復帰。

そんな復帰戦も・・・前回同様に惨敗し、その次のレースも惨敗・・・。

レースを出来ないまま時だけが過ぎ、ようやく復帰しても思うように走れず、インカンテーションは7歳になっていましたからね・・・それでも実戦を積むしかないんです。ホント、泣けます。

2つの惨敗を終えて向かったのが翌2月、2年ぶり2度目のG1挑戦フェブラリーSでしたが、7歳になって挑んだインカンテーションは、当然といいましょうか予想通りの惨憺たる結果。

それでも、陣営は諦めていなかったんです。

フェブラリーで惨敗した翌3月、中山で行われたマーチS(G3)ハンデ戦

小雨の降る中で開催されたレース、7歳となったインカンテーションはどんなに不調だろうとG1の2着や重賞勝利の実績があるため斤量は最も重い57.5㎏を背負わねばなりません。誰も期待していない10番人気。

最初はね、こんなに不調なんだからハンデは見直してくれていいじゃない!って思ってました。不公平だよ、このハンデ、と。

でもね、インカンテーションは帰ってきたんです(* ´ ▽ ` *)

不人気を吹き飛ばし、強かった頃の走りが戻り、それは見事なトップハンデを背負いながらの強い勝ちかたで完璧とも言える勝利を掴んだのです!

良かった、トップハンデで。

そう思い直したのは言うまでもありません。

ハンデがあまかったら、ハンデがあまかったから勝ったって言われるかもしれないですからね。

2年ぶりの勝利を手にした陣営は、どんな気持ちだったでしょう。

たとえG3のレースでも、これまでの苦労が報われたのではないでしょうか。

そこからは、これまでの不調が嘘のように、順調に勝ち星をさらにひとつ増やし、調整も順調に進みます。

とは言うものの、骨折を2度も経験しているインカンテーションは走れるレースに限りがありますので、レース選びも慎重です。

そして、フェブラリーSの前哨戦に選ばれたのが、暮れの東京大賞典

結果は・・・7着。(笑)

まぁね、もともと距離が長かったので、仕方ないです。気にしません。

陣営も同じ気持ちだったと思います。

しかし、7歳にしてようやく迎えた充実期でした。

そして、とうとうやって来ました。明け8歳で迎える3度目のG1。

2018年フェブラリーSです。

8歳となったインカンテーションの結果は、先にも話した通り3着。

いつもは逃げぎみに先行するインカンテーションですが、鞍上の三浦騎手がペースが速くなると読み中段やや前目でレースを進める形。

行きたがっていた若かりしころとは違い、ずいぶんと落ち着き操縦性が増したものです。^^

決してキレる脚があるわけではないですが、ハイペースのレースならば持久力が持ち味の馬に分がありますし、インカンテーションはそういうややハイペースが得意ですからね(←だと私は思ってる)。

騎手の好騎乗もあり、4着以下を突き放してのあわや2着もあり得た3着ですからね~、私は手放しで褒め称えたい。

本当に良かった。心からおめでとう。

悔しい悔しい3着だけど、それでも私はとても嬉しい。多くのファンも同じ気持ちだったと思ってる。

ノンコの悲願G1制覇も含め、心に残るフェブラリーSでした。

 

でもひとつだけ、三浦騎手、あんまりインカンテーションを鞭打たないでくださいね・・・。^^;

 

 

 

 

さむい。寒い。さむい。

寒い。寒すぎるよ日本列島。

日本の中では暖かいと思われている地域に住んではおりますが、日本海に近いので、海風の影響は結構受けるんです。

とはいえ、寒すぎます。

なんですか、この毎日の気温は。

車に乗るたびに零下表示を見るなんてこと、そうないよ?

こんなに気温が低いときに一番不安なのが、車の燃料のこと。

ディーゼル車に乗っているのですが、日本の中でも暖かいと思われている地域なので、ちゃんと冬用の軽油にスタンドが切替えてくれてるんだろうか・・・という疑問。

冬用じゃないとマイナス5℃で凍るんですよ、軽油は。

燃料が減ってきたら、もっと高い温度でも凍れると思うのでとても不安。

今のところ不具合は出ていないし、給油スタンドがトラックの運ちゃんたちが愛用しているスタンドなので、そこいらのスタンドよりは冬用にきちんと切替えてくれてるとは思うんだけどね~。

 

そして、私はこの連日の寒さのなか、毎夜、愛猫と夜の散歩に行っている・・・。

正直、人っ子ひとり歩いてませんから(苦笑)

本当は私も止めたい夜の散歩ですが、愛猫の中ではすっかり習慣化されており、連れて行くまで鳴きわめいて騒ぐので、散歩に行く以外の選択肢が無い・・・。

でもね、冬の空は澄んでいるようで、それはもう星が綺麗ですよ~。目が悪くなければもっと多くの星が見えるのでしょうが、本当に目が悪いので矯正していても目が悪い私には弱い光の星は見えてないけども。

そんな散歩ですが、猫の割には何故だか犬のように猛ダッシュをするうちの愛猫のせいと、風呂上りのまだ温かい体で行くことも重なり、散歩が終わるころには程よく温まってるんだなぁ^^

 

しかし、この寒さは本当に異常ですよね。

ロシアのどこかではマイナス60℃を記録したとか・・・生きていけるの??(゜゜;

北海道でもどこかではマイナス30℃を超えてましたし・・・。

私のところでも先週はほぼ毎日、積もりはしないけど毎日雪がチラついてたけれど、まだ幸せな地域だなぁと、実感しております。

ホント、毎日雪掻きをせねばならない地域のことを思うと、頭が下がる。

仕事行く前にも、帰ってからも、疲れた体にムチ打って・・・、ご高齢の方はもっときついよねぇ。

お疲れ様でございます。

北陸、東北になんて絶対住めないなぁ。冬の魚介は魚種も多くてすごく美味しいんだろうけど・・・苦労を考えたら魚種は少なくてもそこそこ美味しい魚介が食べられる地域なので、十分です。

 

あまりにも寒さが続くので、ぼやいてみました。

 

インフルエンザも流行っているようなので皆様もお気を付け下さい。

私は未だ、一度も罹患したことがないのでよくわかりませんが(笑)

久しぶりの都入り④

予告通りの4回目、最終回です。

今回の旅のテーマは行ったことがない場所に行く。でしたので、気になりながらも行ったことがなかった東京駅にも行ってきました。

ずっと見たかった駅構内の、あの天井も見れましたよ~♪

想像していた通り素敵な天井でしたぁ。

どうでもいいことですが、ドーム天井に配されている干支8つの中に、私の干支は無いのです・・・。

なぜ省くかなぁ・・・。

f:id:lovettel05:20180112102959j:plain f:id:lovettel05:20180112102950j:plain

そして、この東京駅でも当然ながら人の少なさによる恩恵を満喫。

一番の収穫は、たまたま歩いていたら大好きなチーズタルト屋さん「BAKE」を見つけ、ほぼ行列が出来ていなかったこと。笑。

何よりも食い気が勝っておりますので、もちろんお買い上げ~^^♪

ここのタルトの何が素敵って、冷凍、冷蔵、常温のそれぞれの美味しさがあり、楽しめることです。それに加えて常温で持ち歩けることが素晴らしい。

今時の美味しいものって、圧倒的に冷蔵商品が多いでしょう。そんな中で、常温でこのクオリティは、なかなかない、と思っております。

だから、地元にもショップを出店して頂けたので大変重宝しております。

同じく駅構内に入っている紀ノ国屋も、荷物が増えるのを避けて何も買わなかったけれど、とても楽しい店でした。

いろいろ買いたかったなぁ・・・。バター餅とかバター餅とかバター餅とか。笑。

 

東京駅を満喫したあとは、久しぶりの再会となる知人に会うため、池袋へ。

池袋には何度も行ったことがあるけれど、今回は初めてとなる池袋サンシャインビルを散策し、二人で新感覚プラネタリウムを体感☆

スカイツリーで見たプログラムより、更に寝てしまう要素満載のプログラムで・・・お金を出して昼寝する状態。笑。

ランチのときに、正月らしくお酒を飲んでいたので尚更だよね・・・。

でも、お値段からすると衝撃の美味さだったのよ、ハウスワイン

あれならもっと飲めるな~。

そして休憩のティータイムはメゾンカイザーへ。

美味しいお茶とケーキを知人にご馳走になりました。

ご馳走様でした~♥^^

都内だとメゾンカイザーにランチも出来るカフェがあるんですねぇ。いいなぁ~。

ランチも食べてみたい。ここのパン、大好きなんですよ、私。

調べてみたら、ランチだと種類は限定されるようだけど、カイザーのパンが食べ放題とあった・・・マジですか(゜゜)

次に行きたいところも(主に食べたい店)見つかったところで、今回の都入りは終了です。

あぁ、楽しかった♪

 

最後に、この旅でとても役に立ったのが「東京メトロ24h切符」です。

観光に便利な切符として1日乗車券というのはよく聞きますが、使い始めから24h利用可能と言う切符はありそうでなかったし、実際にかなり使い勝手が良かった。

観光地で一日乗車券を買っても翌日には使えないため、2回も1日券を買う羽目に、ということって案外あると思うのですが、これは24h使用可能なので翌日にも使えるので無駄がない。

メトロを使えば(多少面倒な乗換えは発生しますが)23区内ならどこへでも行けちゃいますからね~。

JR線よりも地下鉄の方が利用客が少ない印象なので、年末年始でなくても窮屈なことの多いJR線を使うより、時間に余裕のある観光者であればメトロの方が動きやすいのではないかと。

また使える知恵として、一つの収穫でした。